自転車紹介
 
苦楽を共にした2台の自転車
ロードレーサー編

文字通り、レースのための自転車である。不要なぜい肉はすべてそぎ落とされ、洗練されたフォルムは機能美を感じさせる。しかし、あくまでレース用であるため、ツーリングには不向きだ。
(1)まず、タイヤはたいへん細く頼りない。700C×25Cという極細で、福島で太めのタイヤに交換するまでの間、実に7回ものパンクに泣かされた。
(2)荷物を取り付けるスペースはほとんどなく、わずかにサドルの下が空いているだけである。サドルキャリヤーは長期間の使用で壊れ、垂れ下がったバッグがタイヤに触ったりした。
(3)ドロヨケを装備していない。旅行中は晴れの日ばかりではない。雨が降ると、前輪のドロはねは顔にかかり、後輪のドロはねは背中に線を書く。不幸にも路面 に落ちている犬のウチなどを踏むと…。
…などなど、ロードレーサーの悩みはたくさんある。

とはいえ、走っているときはやっぱり速い。ミニベロとは雲泥の差だ。一日の走行距離は飛躍的に伸びた。おそらくミニベロでずっと走っていたら、きっと完走することができなかっただろう。

豆壱郎は、このほかにランドナー(旅行用自転車)も持っていたのだが、なぜランドナーを選ばなかったかというと、荷物を多く積まないのならロードのほうがはるかに楽だと思ったからである。ロードレーサーはスピードが出るということはもちろんだが、とにかく楽をして距離が稼げるのだ。すなわち、完走率が高くなる。豆壱郎は、ロードに乗り換えた段階で、とにかく日本縦断完走に照準を合わせたのだ。

二つの異なった自転車を乗り継いで日本縦断をした人は、おそらく僕をおいて他にはいまい。ま、今思えばこれも貴重な体験と言えるかな?(笑)

 
自転車について
グレード的には中級で、比較的乗りやすい。この自転車と700C×25CというW/O(ワイヤード・オン)のタイヤと500gのリムのホイールセット、チューブラータイヤとマビックの270gという超軽量リムのホイールセットを中古で3万円で購入。ミニベロはオーダーして部品類もひとつひとつ吟味したのに比べ、ロードのほうはまったく気にしていないので、2000キロ以上走ったにもかかわらず、愛着も薄いしこだわりもない。部品は、むしろミニベロのほうが高級品を使っている。それでも、ロードのほうがケタ違いに速い。
 
タイヤ
徳島を再出発した時点では700C×25Cという極細タイヤだった。しかし、あまりにパンクが多く、福島でタイヤサイドが裂けかかったので700C×32Cに交換。このあとはパッタリとパンクがなくなった。

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